特別企画のご案内

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本大会では、国際交流や産学連携、若手研究者育成、男女共同参画、社会へのアウトリーチ活動を目指して以下のプログラムを企画しました。

 

1.大会長企画シンポジウム
「脳科学に求められるブレークスルー」

近年、脳科学分野ではオプトジェネティクスや新規イメージング技術をはじめとして多岐にわたる実験手法が新たに開発され、これまでにない深度や正確さで生命現象の理解が進みつつある。本シンポジウムでは、国内外で独立したばかりの若手研究者が集まり、「どのような夢の手法があれば、どのような新しい研究のフロンティアが開拓できるのか ?」というテーマで討論を行う。各シンポジストが専門とする研究分野の現在を紹介した上で、人工知能の脳科学応用、病態モデル化、網羅的コネクトーム、これからのシステムニューロサエンスなど、多角的な視点でこれからの脳科学に求められるブレークスルーを模索したい。また、その夢のブレークスルーを実現するために、世界的に見てどのような技術的な「壁」があるのか、また、その壁を突破するために海外・国内におけるどのような研究環境が影響を与えうるのかについても合わせて議論し、若手研究者の理想的な独立条件について、フロアを交えて討論する。

日 時:
7月26日(金)8:30 ~ 10:00
会 場:
第1会場(4階 国際会議室)
オーガナイザー:
岡本 仁(理化学研究所 脳神経科学研究センター)
那波 宏之(新潟大学 脳研究所)
座 長:
岡本 仁(理化学研究所 脳神経科学研究センター)
奥山 輝大(東京大学 定量生命科学研究所)
演 者:
村松 里衣子(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター)
五十嵐 啓(University of California, Irvine)
牧野 浩史(南洋工科大学)
奥山 輝大(東京大学 定量生命科学研究所)
久保 郁(国立遺伝学研究所)
小村 豊(京都大学 こころの未来研究センター)

 

2.大会企画シンポジウム
「物体認識の脳内機構へのアプローチの最前線」

日 時:
7月26日(金)15:10 ~ 17:10
会 場:
第2会場(2階 メインホールA)
オーガナイザー:
小松 英彦(玉川大学)
長谷川 功(新潟大学)
演 者:
Anitha Pasupathy (Dept. of Biological Structure, University of Washington)
長谷川 功(新潟大院医歯総合研神経生理)
Floris P de Lange (Radboud University Nijmegen, Netherlands)
Bevil Conway (National Institutes of Health (USA))

 

3.エルゼビア /NSR シンポジウム
「脳腸相関研究の最前線」

日 時:
7月27日(土)16:30 ~ 18:30
会 場:
第1会場(4階 国際会議室)
オーガナイザー:
菊水 健史(麻布大学)
Shelly A. Buffington (Baylor College of Medicine)
演 者:
Shelly A Buffington (Department of Neuroscience, Cell Biology, & Anatomy, University of Texas Medical Branch, Galveston, TX, USA)
Paul Forsythe (McMaster University)
山村 隆(国立精神神経医療研究センター神経研究所免疫)
福土 審(東北大学大学院医学系研究科行動医学)

 

4.日本神経化学会理事会企画シンポジウム
「ベンチからベッドサイドへシームレスに展開する神経疾患の治療法開発研究」

日 時:
7月28日(日)10:50 ~ 12:50
会 場:
第5会場(3階 302)
オーガナイザー:
永井 義隆(大阪大学大学院医学系研究科 神経難病認知症探索治療学)
竹本 さやか(名古屋大学環境医学研究所 神経系分野I)
演 者:
萩原 正敏(京都大院医形態形成)
佐橋 健太郎(名古屋大院医神経内科)
戸田 達史(東京大学大学院医学系研究科神経内科学)
山下 俊英(大阪大院医分子神経科学)

 

5.ISN/JSN Joint Symposium
「依存する脳 ―薬物依存からギャンブル、ゲーム依存まで―」

日 時:
7月26日(金)8:30 ~ 10:30
会 場:
第2会場(2階 メインホールA)
オーガナイザー:
和中 明生(奈良県立医科大学 解剖学第二講座)
Andrew J Lawrence (Florey Institute of Neuroscience & Mental Health, Melbourne Brain Centre, University of Melbourne)
演 者:
萩原 正敏(京都大院医形態形成)
金田 勝幸(金沢大学・薬・薬理)
Andrew Lawrence (Florey Institute of Neuroscience & Mental Health)
Young-Chul Jung (Yonsei University College of Medicine, Department of Psychiatry)
高橋 英彦(東京医歯大医歯総合認知行動・精神行動)

 

6.日本神経化学会第5回優秀賞受賞者企画シンポジウム
「神経免疫学の新潮流」

日 時:
7月26日(金)15:10 ~ 17:10
会 場:
第5会場(3階 302)
オーガナイザー:
七田 崇(東京都医学総合研究所脳卒中ルネサンスプロジェクト)
鈴木 一博(大阪大学免疫学フロンティア研究センター 免疫応答ダイナミクス研究室)
演 者:
鈴木 一博(大阪大学免疫学フロンティア研究センター)
Sidonia Fagarasan (RIKEN)
杉浦 悠毅(慶應大・医化学)
岡田 峰陽(理研 IMS 組織動態)
津田 誠(九州大院薬ライフ)
津山 淳(都医学研脳卒中ルネサンス)

 

7.若手道場シンポジウム
「若手研究者から見たグリア研究の未来」

日 時:
7月25日(木)16:50 ~ 18:50
会 場:
第10会場(万代島ビル6F 会議室)
オーガナイザー:
大谷 嘉典(東京薬科大学)
藤田 幸(大阪大学)
シニアアドバイザー:
工藤 佳久(東京薬科大学)
小泉 修一(山梨大学)
演 者:
毛内 拡(お茶大理)
大谷 嘉典(東京薬科大学 薬学部 機能形態学)
藤田 幸(大阪大院医分子神経科学)
工藤 佳久(東京医科大学 八王子医療センター 麻酔科)

 

8.多分野交流セミナー
「特殊ペプチド創薬:中分子薬剤スクリーニングの革命」

※多分野交流セミナーは日本語で行われます。

日 時:
7月25日(木)15:40 ~ 16:40
会 場:
第10会場(万代島ビル6F 会議室)
座 長:
木山 博資(名古屋大学 医学系研究科 機能組織学)
演 者:
菅 裕明(東京大学 理学研究科)

 

9.産学連携デー

産学連携に関連する企画を大会初日に集めました。また、産学連携企画のプログラムは日本語で行われます。

産学連携シンポジウム

日 時:
7月25日(木)14:40 ~ 16:40
会 場:
第7会場(2階 201B)

 

産学連携ポスターセッション

日 時:
7月25日(木)9:00 ~ 7月26日(金)11:55
会 場:
展示ホール ※ポスターパネルにロゴが表示されています。

 

10.ジュニア研究者ポスター賞

7月25日 (木) に行われる学部学生によるポスター発表の中から特に優れた演題を選出し、懇親会で表彰いたします。受賞者は懇親会にご招待します。

 

11.伊藤正男先生追悼式

日 時:
7月26日(金)16:55 ~ 17:25
会 場:
第1会場(4階 国際会議室)
司 会:
狩野 方伸(東京大学大学院医学系研究科 教授)
次 第:
伊藤先生による日本と世界の神経科学研究発展への貢献
伊佐 正(日本神経科学学会 会長 / 京都大学大学院医学研究科 教授)
伊藤正男先生と小脳学習仮説
永雄 総一(のぞみ病院 高次脳機能研究所 所長)
黙祷

 

12.日本神経科学学会・日本神経化学会ダイバーシティ対応委員会ランチョン企画
「外国・日本に留学している研究者の日本におけるキャリアパス」

外国に留学して業績を挙げながらも、日本にポジションがないため、戻れないという話はよく耳にします。一方、日本に留学している外国人の留学生・研究者も、日本でポジションを得るために、困難を抱えるケースが多々あるようです。日本神経科学会と日本神経化学会のダイバーシティを推進するために、これらのキャリアパスの問題点を具体的に挙げていき、問題に対して皆で知恵を出すことが重要と考えます。本企画では、「海外に留学あるいは有職者として仕事をしている日本人研究者の帰国後のキャリアパス、また日本に留学している外国人留学生・研究者のキャリアパス」について、国籍、性別、ポジションが異なる4名のスピーカーにより、それぞれの視点からキャリア形成過程における具体的な成功談や問題点について話題提供していただきます。質疑応答を通じて、神経科学・神経化学分野の将来を担う女性・若手研究者、海外からの留学生・研究者などが講演者と交流を深め、ダイバーシティに富んだ次世代研究者の育成について考える機会にしたいと思います。多くの皆様の参加をお待ちしております。

日 時:
7月27日(土)12:00 ~ 12:50
会 場:
第4会場(3階 301)
参加費:
無料 ※先着 200名
座 長:
杉山 清佳(新潟大学大学院医歯学総合研究科)
東田 千尋(富山大学和漢医薬学総合研究所)
スピーカー:
久保 郁先生(国立遺伝学研究所 新分野創造センター)
飯島 崇利先生(東海大学 創造科学技術研究機構)
矢野 佳芳先生(新潟大学 大学院医歯学総合研究科)
Dan Ohtan Wang 先生(京都大学 高等研究院物質 - 細胞統合システム拠点)
企画代表者:
西 真弓(奈良県立医科大学)
東田 千尋(富山大学和漢医薬学総合研究所)
杉山 清佳(新潟大学大学院医歯学総合研究科)
宋 文杰(熊本大学大学院生命科学研究部)

 

13.ランチョン大討論会
「次の20年にどうやって脳科学にブレークスルーを生むか?」

脳科学分野を含む日本の国際競争力が低下していることが近年顕在化しています。前回の大会(神戸)では、「来る10-20年のタイムスパンで日本の脳科学を発展させていくには何を、どう目指せばよいのか」というテーマで、各分野の有志に持論を発表していただき討論を展開しました。今回の新潟大会では、ダイバーシティ企画・若手PI企画とタイアップし、「何を」のみでなく、「どうやって」に重点を置いて討論を行います。来る20年にブレークスルーを生みだしていくには、私たちはどうすれば良いのでしょうか?
Web登録順に先着200名様限定で本企画限定の特製「脳科学弁当」をご提供します(画像のパッケージは試作のものです)。奮ってご参加ください。なお、登録なしでの当日参加も歓迎いたします。

日 時:
7月28日(日)12:00 ~ 14:00 ※お弁当付き
会 場:
第1会場(国際会議室)
主 催:
日本神経科学学会 研究体制 ・ 他学会連携委員会
後 援:
日本脳科学関連学会連合
企 画:
宮川 剛、小清水 久嗣(藤田医科大学)、柚﨑 通介(慶應義塾大学)

 

14.若手研究者国際交流会

Travel Awardを受賞して来日した海外からの若手研究者と共に、ポスターを用いて研究の議論を行います。交流会では軽食を用意します。食事をしながらオープンな雰囲気の中、研究議論や自己紹介などを行ってください。

日 時:
7月24日(水)17:00 ~ 19:00(ポスターの貼付は16:00~)
会 場:
展示ホール
参加方法:
事前申込制
参加費:
無料

 

15. 市民公開講座 TED風プレゼンテーション
「脳科学の達人×映画「パラレルワールド・ラブストーリー」企画 “ その記憶、本物ですか? ”」

※本企画は日本語で行われます。
神経科学において第一線で活躍している3名の研究者が最新の研究成果を分かりやすく紹介します。一般の方々、特に神経科学分野に興味のある若い世代に、最新の成果とそこから得られる興奮と魅力を伝えます。

日 時:
7月28日(日)14:30 ~ 16:00 ※事前申込不要
会 場:
第2会場(2階 メインホールA)
スピーカー:
井ノ口 馨(富山大学大学院医学薬学研究部(医学)教授)
檀上 輝子(理化学研究所 脳神経科学研究センター 研究員)
三國 貴康(新潟大学脳研究所 教授)
主 催:
日本神経科学学会、日本神経化学会
協 力:
松竹株式会社、藤田医科大学総合医科学研究所「脳関連遺伝子機能の網羅的解析拠点」事業、宮崎 敦子
後 援:
新潟大学 脳研究所

 

16.Job Matching

Job Matchingとは、求人中の企業・団体と求職中の方が大会参加の機会を利用して面接や情報交換を行う場です。無償で面談室と掲示板をご用意しますので、どうぞご利用ください。求人・求職情報の掲示を希望される方は、総合受付(2階 アトリウム)までお問い合わせください。

日 時:
7月25日(木)~ 27日(金)9:00 ~ 17:00
会 場:
展示ホール 控室 4A


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